2020年12月20日、大阪市立西区民センターにおいて開催された南モンゴルクリルタイ主催の追悼集会に当会事務局より事務局長・林侃道が出席いたしました。
式典ではモンゴル母語保護運動の最中に抗議の自死をされた方々や、南モンゴルの自由のために落命された方々への慰霊の読経と、近年における中国政府によるモンゴル語教育停止の状況とそれによる影響のスライド報告が行われました。
南モンゴル(中国の行政区分では「内蒙古自治区」と呼ばれる)は、チベットと同様に中国政府による差別的な支配を受けていますが、2020年9月にモンゴル語教育の規制が始まったことにより、内外のモンゴル人が猛反発し、世界各地で抗議の声が上がっています。当会ではチベット問題と同様に中国政府のモンゴルへの人権弾圧を注視してまいります。