2023年6月1日(木)〜2日(金)、真言宗智山派総本山智積院(京都市)において智山総合研修会が開催され、智山青年連合会理事である飯島俊哲幹事の縁で当会より林侃道事務局長と岡澤慶澄幹事が講師として登壇した。
2日13時から行われ『平和なき世界に仏教者ができること〜紛争と非暴力主義を考える〜』と題した第9分科会に登壇した林事務局長は、アジアにおける紛争・弾圧と社会参画仏教(エンゲージド・ブディズム)について約60分に渡り講演を行った。ティク・ナット・ハン師、ダライ・ラマ法王の思想、四方僧伽やスーパーサンガの一員としての自身の活動を紹介し、各地で様々な世界平和への取り組みが行われていることやその意義を解説した。また、仏教者としてひとりひとりが大乗仏教らしい利他性に根ざした積極的参画を行うことの重要さを訴えた。