ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベット・ハウス・ジャパン)のご許可を得て、記事を転載させていただきます。

 

チベット亡命政権情報局長ソナム・ダクポ氏来日講演のご案内

 

ソナム・ダクポ氏

  ソナム・ダクポ氏

謹啓

紫陽花の候、ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。平素よりダライ・ラマ法王、並びにチベット亡命政権の活動に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたび東京で開催されます国際会議に出席のため、チベット亡命政権の情報局長であるソナム・ダクポ氏が来日することとなりました。ダクポ氏は、中国とチベット間の対話に関する代表者の一人であり、この機会に「チベット問題解決の中道政策とその現状」についての講演開催を予定しております。日程や会場などの詳細は以下の開催概要をご覧ください。

日頃よりチベットをご支援くださっている団体・個人の皆様にチベットの現状報告ができればと願っております。皆様ご多忙中とは存じますが、何卒多くの方々のご来臨を賜りたく、謹んでご案内を申し上げます。

謹白

2018年6月吉日

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
日本・東アジア代表 ルントック

開催概要


イベント チベット亡命政権情報局長ソナム・ダクポ氏来日講演
     「チベット問題解決の中道政策とその現状」


日程   2018年7月13日(金) 19:00~20:30(受付開始 18:30)


入場料  無料


会場   新宿・常圓寺
     都営大江戸線D4出口、JR線/東京メトロ丸ノ内線新宿駅B16出口より徒歩8分
     青梅街道を挟んで新宿野村ビル向かい
     

アクセス


主催   ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス・ジャパン)
     〒161-0031 東京都新宿区西落合三丁目26番1号
     TEL:03-5988-3576
     FAX:03-3565-1360
     E-mail:lohhdl@tibethouse.jp

 

プロフィール:ソナム・ダクポ

1956年、ウツァン(中央チベット)のダクポ地方生まれ、1962年にインドに亡命。ダージリンの中央チベット学校を卒業後、デリー大学で歴史学の学士号、修士号を取得。また、ニューデリーのジャーミア・ミリア・イスラミア大学で教育学修士号、ハーバード大学公共政策大学院(ケネディスクール)修士号も取得している。

1975〜1978年、チベット青年会議(TYC)のデリー地区の幹部、地区部長。1981〜1983年、TYC本部理事会のメンバーに選出され、1983〜1986年は理事長を務めた。1980〜1983年、デラデュンのハーバーツプール高校(SFF School)で教鞭を取る。1987年以降は中央チベット政権に参画。ダライ・ラマ法王庁の研究分析局の在ニューデリー研究員、第11回チベット人民議会選挙(1991年)の選挙委員、在ニューデリーのダライ・ラマ法王代表部の代表(1997〜1998年)などを経て、内閣(カシャク)情報国際関係省(DIIR)においてインド中国局局長、事務次官補(1999年〜)などを歴任。2004年、情報国際関係省の事務次官(国際関係担当)に就任。

2009年、オーストラリア、在キャンベラのダライ・ラマ法王代表部代表となり、2014年7月30日には再び中央チベット政権の情報国際関係省(DIIR)事務次官となる。2016年9月3日以降、中央チベット政権の公式の報道官となる。

ソナム・ダクポはチベットと中華人民共和国の交渉タスクフォースのメンバーであり、2002〜2008年は中国に対するダライ・ラマ法王代表団のメンバーを務めた。 このように中央チベット政権の要職を歴任したほか、ソナム・ダクポは過去5回のチベット支援国際会議(ダラムサラ、ボン、ベルリン、プラハ、ブラッセル)の組織委員、国際チベット年、および、ダライ・ラマ法王のノーベル平和賞受賞式の組織委員も務めた。ほかにもチベットに関する多くの国内外の会議への参加実績がある。チベット人権・民主主義センター、チベット青年仏教徒協会の創設メンバー。