3月2日、長野市において開催された当会結成15周年記念結集「チベットを知り、祈ろう@長野」にご来場いただいた皆様、遠方よりお心をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。
スーパーサンガが15周年を迎えたということは、今なおチベットの危機が続いているということでもあります。
最近でも、先月14日にチベットのカム地方デルゲで僧侶や住⺠らが水力発電ダム建設に反対する抗議活動を行い、100人超のチベット人が拘束されたという報道がありました。この水力発電ダムの建設により2つの村の住⺠およそ2,000人が移転させられるだけでなく、13世紀に描かれた文化的に貴重な壁画が残るウォント僧院を含む6つの歴史ある仏教寺院が取り壊されることを危惧して、住⺠は反発しているようです。
中国共産党支配下のチベットでは、日本なら当たり前の言論の自由や、政策に反対する権利すら認められていないのです。これらの事態を鑑みると、私たちの活動はまだ続けていかねばなりません。命がけで信仰と伝統文化を守らんとするチベットの人々を支持し、祈り行動してまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。