2022年5月26日、衆議院第二議員会館第一会議室にて勉強会&記者会見『昨日のチベット、今日のウクライナ、そして明日は!』がチベットハウスにより開催され、当会の小林秀英副代表がパネリストとして登壇しました。
また、以下は中国政府によるパンチェン・ラマ11世の誘拐から27年に寄せての当会のコメントです。
アリヤ代表を始めダライ・ラマ法王日本代表部事務所の皆さまが日々献身的に活動されていることに、私たちは心から敬意を表します。また同時に、今日もなお不自由な暮らしを強いられている多くのチベット人が一日も早く自由を回復されることを祈っています。
私たちスーパーサンガは、正式名称を「宗派を越えてチベットの平和を祈り行動する僧侶・在家の会」と言います。仏教者・宗教者・一般在家者の立場から、チベットがその本来の姿を回復し、チベットの方々が自分たちの望む信仰・言語・思想を取り戻すことを願い、啓蒙活動や内外のチベット人への支援を行っている団体です。
パンチェン・ラマ11世の誘拐から今年で27年。消息は未だわからないままとなっています。最近においても昨年12月には、カム地方ドラクゴにおいて大規模な寺院や宗教施設の破壊活動がありました。これらはすべて現在進行形の人権問題です。
信教の自由が普遍的な人権であることは、中華人民共和国憲法にも明記されています。中国政府には、直ちに人権侵害および破壊活動を停止することを強く求めます。そして一日も早くパンチェン・ラマ11世がご無事な姿をお見せになられることを願っています。
合掌
宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会
代表 上田尚道