新緑薫風の好季となりました。皆様におかれましては、平素より当会の運営に何かとご理解ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、スーパーサンガ新代表を拝命いたしました大阪の久米田寺明王院の上田尚道と申します。もとより浅学菲才で代表の任ではありませんが、歴代代表の皆様方、役員幹事の皆様方のご指導とご協力をいただき会の運営発展に微力を尽くしたいと存じます。

「チベットの平和を祈念しよう」と当会の初代代表である川原英照師よりお誘いいただき、発足当初より大阪での「チベットを知り、祈ろう@大阪」の活動に同志の皆様と共に積極参加してまいりました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、大阪で恒例となっているピースウォークは中止し、犠牲者の追悼法要および講演会等は関係者のみでYouTube配信を行いました。また、年次役員会はオンラインで開催いたしました。今後も感染状況、社会情勢を注視しながら活動を継続していきたいと存じます。

日本での感染状況は、緊急事態宣言が解除されたこともあり、落ち着きを取り戻しつつあるようです。しかし、新たな変異株により中国や韓国では再び感染拡大が続いており、日本でも4回目のワクチン接種が現実味を帯びてきました。まだまだ気を緩めることなく感染予防対策を続ける必要がありそうです。

さて、北京冬季オリンピック終了直後のロシアによるウクライナの軍事侵攻に対し、国連が常任理事国である当事国の軍事侵攻を止められないという機能不全を起しています。また、ウクライナへの米国をはじめ西側諸国の武器供与の支援により、軍事侵攻の長期化が予測され、生物化学兵器や核兵器の使用さえ危惧される事態となっております。

この様な侵略行為は、決して許されるべきものでなく世界の安全保障、人権、SDGsの観点からも憂慮されるものであります。かつての中国人民解放軍によるチベット侵攻も、これと同様の他国侵略行為でありました。故にチベット問題は思想・信条の隔たりを超えて人類社会全体で共有できるテーマとして、今からでも声をあげ、ウクライナ問題と同様にチベットの苦難の歴史と現実に思いを致してもらいたいと存じます。

昨年12月半ば、東チベットのカム地方ドラクゴの仏像やマニ車が撤去され僧房の解体などの中国政府による破壊行為がありました。

この宗教弾圧、人権蹂躙の事案につき当会は中央チベット政権並びにダライ・ラマ法王日本代表事務所に対する連帯の意思表明と、中国共産党に対する抗議デモを関係諸団体と共に実施いたしました。今後、当会が中心となり中国大使館に投函した抗議文に加筆して、諸団体と共に多くの方が共有できる共同宣言を提出する予定であります。

新体制のもと会員情報の整理・確認、および人事変更・役員補填を行い、当会がますますその役割を果たせるよう尽力いたしますので、今後ともご支援ご協力のほどお願い申し上げます。

合掌