於 西新宿 常円寺
主催 宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会 関東地区
去る3月10日午後18時より宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会 関東地区主催にて「チベットに平和の光を! 追悼法要と灯明供養 」が西新宿 常円寺祖師堂を会場に行なわれました。
当日は僧俗合わせて約70名の参加がありました。
▲法要の模様・追悼と平和を祈念する表白文を読み上げる
赤川淨友師の司会にて進行。まず追悼法要を厳修、当会事務局長の柳下純悠師が導師を勤め、「表白文」を読み上げ、この50年間に命を落としたすべてのチベット人と漢人、すべての犠牲者の菩提のために、また殊には昨年3月の蜂起において犠牲となった方々を悼み、読経(観音経、心経、讃仏偈)を致しました。
続いてダライラマ法王メッセージをダライラマ法王日本代表部 ルントック氏が全文を奉読し、参加者一同法王様の声明に耳を傾けました。
その後、主催者を代表して事務局長 観音寺住職 柳下純悠師が当会発足のあらましやチベット問題は人類共通の課題、乗り越えるべき課題であることを述べました。
ご来賓のダライラマ法王日本代表部、ラクパ・ツォコ代表からは、今チベットという国が大きな刑務所のようになっている状況であることやアジアの中での影響力をもつ日本が改善に向けてより積極的な協力をすること望むこと、そして当会活動の今後に期待を寄せられる などのご挨拶を頂戴しました。
▲挨拶するダライラマ法王日本代表部のラクパ代表
続いて当会幹事である万行寺住職 本多静芳先生より「無縁の慈悲~虐げられたものに心を寄せる」と題してのご法話がありました。
▲無縁の慈悲と題して語る本多先生
最後に灯明供養と称して祖師堂内に飾られた大小様々な灯明を参加者で囲み、般若心経3巻を読誦。当会幹事白戸秀憲師の挨拶を以って終了しました。
▲キャンドル・ジュン氏による美しいキャンドルと参加者が平和を祈念する