令和6年5月8日(水曜日)スーパーサンガの上田尚道代表、小林秀英副代表、大西龍心事務局長の3名で東京都新宿区西落合にあるダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス・ジャパン)のアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表を表敬訪問しました。

左から小林秀英副代表、上田尚道代表、アリヤ・ツェワン・ギャルポ代表(チベットハウス)、大西龍心事務局長

この訪問は上田代表の就任の挨拶を兼ねて行われ、約1時間半にわたりチベット情勢や在日チベット人の問題などを含め、スーパーサンガの今後の活動についてチベットハウスと連携を密にし行事を企画立案していくことが話し合われました。

また去る5月4日から5日の両日、築地本願寺を会場に開催された『チベット・フェスティバルジャパン2024』の様子もお話くださり、チベット問題を人権問題のみで語るのではなく、広く文化や芸術といった広範囲でチベットを知ることの大切さ、中でもダライ・ラマ法王も協力されチベット仏教の叡智が込められたSEE Learning を広めていきたいと語られました。

チベットハウスとチベット支援団体の連携強化について意見を交わすアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表(チベットハウス)と上田尚道代表

今回のチベットフェスティバルが多くの日本人の協力の下、盛況のうちに開催されたことに関して、法王は常に「良い行いをすれば、多くの人々がまるで(千手)観音の手のように手を差し伸べ助けてくれる。だから良い行いをする時には躊躇することなく始めさない」と仰っているとも語られました。

就任早々コロナ禍に見舞われ遠方への移動が制限されていたアリア代表も、今後は東京以外の地での交流も考えられているそうで、スーパーサンガとしても今後とも協力を惜しまず支援活動を続けたいきたいと考えています。

※SEE LearningとはSocial Emotional and Ethical Learningの略で、社会性、情動性、そして倫理的な知性を学ぶためのグローバルな教育プログラムのこと。